えぞ一の蕎麦茶
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税込価格です。 |
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● 召し上がり方
蕎麦茶湯を小さじ2杯くらいを急須(あみ目のある物)に入れて熱いお湯を入れ、1〜2分おいて日本茶のの様にお飲み下さい。 |
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山間に蕎麦の実を蒔くと、一週間位で胚芽の部分から新芽が出ます。それだけ胚芽の部分は、栄養のかたまりで、生命力の源です。
米や小麦粉等は、胚芽の部分が粒の端に存在しますので、精米・製粉工程でぽろりと、はがれてしまいます。蕎麦の場合は中央にS字型に大きく分布しているので、取れにくく製粉の工程で自然に粉に混入されます。そば粉七割・割粉三割でそばを作り、150gのそばを召し上がって頂くとして、試算しますと、およそ2800個の胚芽を召し上がった事になります。
そばの国際シンポジウムで、外国の諸先生が、そばは素晴らしい食品である。二十一世紀の食品はそばであると激賞なされるのも、こんな所にその秘密があるのかもしれません。
健康のために是非おそばをおいしくお召し上がりください。 |
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そばを食べると、すぐお腹がすくと言われるのは何故でしょうか?
それは、そば粉のでんぷんは他の穀類のでんぷんよりジヤスターゼによる消化が非常に早く、その上、水でも十分と言われる程、糊化温度が低いからです。
そのため、そばは、腹一杯食べても胃にもたれる感じがなく、すぐに消化吸収されるからです。また、そばは、たんぱく質を始め、カルシウム・カリウム・鉄等多くのミネラルを含んでおりますので、骨や血や筋肉を作るのに役立ち、お子様の成長促進に最適です。また老化を防ぐビタミンEをはじめ血圧を下げると言われるルチンも含まれていることが広く知られております。大切なあなたに、是非健康のためにおそばをお召し上がりください。
たんぱく価 |
たまご |
そば粉 |
白米 |
小麦粉 |
100 |
90 |
72 |
47 |
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全国蕎麦製粉協同組合HP引用 |
ルチン
血圧上昇の引き金となっているのはアイジオテンシンUと呼ばれる血管収縮作用をもつ物質であるが、ルチンにはこのアンジオテンシンUの合成を抑制する働きがあるそうです。
ネズミの実験ではそば粉を与えたネズミは毛細血管が強化され、内出血しにくいことが解っています。
また別のネズミの実験で抗参加作用があることも解っています。
コリン(ビタミンBの一種)
肝臓機能を強化し、肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ働きをする。またコリンは、体内でアセチルコリンと言う物質をつくるもとになる。このアセチルコリンは自律神経の副交感神経を活発にする働きをもっている。
コリンのほかにメチオニン・ナイアシンといった成分も含まれており、肝機能を回復する効果があるそうです。
ビタミンE
ビタミンEはビタミンC同様強力な抗酸化作用を有している。
そばには、アルファ・トコフェロール、ガンマ・トコフェロールの形で豊富に存在しているそうです。(そば粉100g中0.5mg)
ビタミンB
ビタミンB1、B2、B6、ナイアシンが米・小麦粉より非常に多い。
D−カイロイノシトール
そば粉から摘出したD−カイロイノシトールを糖尿病のネズミに投与すると、血糖値上昇が抑えられることがわかっています。(マニトバ大学の研究)
豊富な食物繊維
そばに含まれる食物繊維はヘルセルロースという種類で、水分を多く吸収して便秘や毒性制御、コレステロールの増加抑制に効果があることがわかっています。
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体調別おすすめメニュー
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腰痛に効くおそば「きつねそば」(油揚げ・ゴマ・七味唐辛子)
きつねそばの油揚げには、カルシウムとビタミンEが豊富に含まれ、カルシウムは骨や筋肉を強化する作用があり、ビタミンEは血行を良くする作用があります。薬味にごまを入れると、ごまの中にもカルシウムとビタミンEが豊富に含まれていますので、より多くのカルシウムとビタミンEが摂取できるそうです。そして七味唐辛子は油揚げのカルシウムとビタミンEの吸収力を高める作用があるそうです。
ストレスに効くおそば「おろしそば」(おそば・辛味の強い大根おろし)
大根おろしにはビタミンCが豊富に含まれ、辛味の強い大根はさらにビタミンCが豊富とのこと。ストレスがたまると体内のビタミンCがたくさん消費され、消費されたビタミンCを大根おろしで摂取することによってストレスが解消されることにつながるようです。またビタミンCはそばの中に含まれるルチンという成分の働きを高める効果がある様です。このルチンには毛細血管の強化・血圧降下作用・膵臓機能の活性化・記憶細胞の保護・活性化等の働きがあるのでお蕎麦との相性がぴったりです。そして大根おろしには、消化酸素ジアスターゼと言う成分がたっぷり含まれ、このジアスターゼは、消化を助けるので、胃腸が弱い人や、二日酔いの時など効果的です。
疲れ目に効くおそば「月見そば」(たまご・のり)
卵にはビタミンAが豊富に含まれビタミンAは視力を正常にしてくれます。そして月見そばと言えばのり!海苔に含まれる成分カロチンは体内に入るとビタミンAに変換されて疲れ目解消の効果が倍増されます。
肌荒れに効くおそば「天ぷらそば」(天ザル・エビ天・イモ類の天ぷら・・・等)
海老天のエビの中には、ビタミンEが豊富に含まれ、ビタミンEは血行を良くします。肌荒れの場合、天ザルにするとより効果的で、天ザルには野菜の天ぷらが付いている事が多く、ビタミンCも一緒に補給できます。ビタミンCは美肌効果があり、野菜の中でもイモ類の天ぷらがおすすめで、イモ類のビタミンCは熱に強く、天ぷらにしてもビタミンCがほとんど減少しないそうです。その他ニンジン・シュンギクには、βカロチンが含まれ、肌荒れ解消・高血圧予防 ごぼう・しいたけには、食物繊維が含まれ、血中コレステロールの正常化・便秘解消 イカには、タウリンが含まれ、疲労回復・精力増進 あなごには、ビタミンAが含まれ視力の回復・肌荒れ防止といった効果があるようです。
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夏など食欲が進まない時でも、ツルッとお腹に入る蕎麦。ある程度、薬味との組み合わせや効用を知っていれば、美味しくいただいて健康になれる現代人にぴったりの食べ物かもしれませんね。(⌒-⌒)ニコニコ...
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